今年のプロ野球はなんかおかしいぞ!!

今年から、今まで各球団のフランチャイズごとで違っていたボールを統一すると言うことで、統一球のルールができた。どんなルールで作られているのか知らないが、要は「飛ばないボール」という言われ方もされている。

確かに、飛ばないボールは数字にはっきり表れている。まだ各チーム40試合程度とは言え、防御率で見ると1点台の投手が6月6日現在セリーグでは4人。パリーグにいたっては11人もいる。こんな事は、自分がプロ野球を見てきて30年以上になるが記憶にない。打率も、この時期なのに3割以上の打者がセリーグで6人、パリーグでも6人と完全な高投打低である。

試合を見ていても節電の為、時間短縮の為に引き分けが増えるのは理解できるが、それ以外の試合内容がやはりおかしい。とにかくピッチャーがいいのだ。また、ボールの影響だろうが、バットがよく折れる。折れることが飛ばないボールの証明でもある。

そういう意味では、今年はピッチャーは楽だろう。変革は正しいことかもしれないが、投手には悪いが打撃戦の方が楽しいので、なんか今年の野球はつまらない。いいピッチャーが好投しすぎである。

まっ、今までがおかしいのかもしれない。統一球の判断は正しいと思うので、いいが何かイマイチ盛り上がりに欠けるのも事実である。