【製品レビュー199】逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録 [製品レビュー・その他]
・著者 市橋達也
・題名 逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録
・定価 1,300円 (税別)
・購入価格 1,365円 (税込)
・購入日 2011年1月30日
・お買得度 5.0
(製品レビュー)
幻冬舎から発売されたリンゼイさん殺人事件の容疑者である市橋達也が逃走から逮捕までの逃走劇を書いた手記。東京→北関東→静岡→東北→四国→沖縄→関西→九州と移動を繰り返し、土木系の仕事をしながらお金を貯めて、最後は整形する病院に通報され、ある程度身元がバレてしまい、最終的に大阪のフェリー乗り場で捕まるまでを書いた手記。
正直、記憶が曖昧で文章的には本にするほどの内容か微妙で、この本を書いた理由も良く分からない。
本の最後に、「本書の出版で印税を得ることがあっても、僕にそれを受け取る気持ちはありません。リンゼイさんの御家族へ。それができなければ、公益のために使っていただければ幸いです。」とある。
リンゼイさんの家族が受け取るとは思えないが、なぜこんなことをしてしまったのかなどは書かれておらず、逃走している内容だけなので、読んでいて「こんなの本にする内容??」と疑問を持ってしまう内容だ。
正直言って、幻冬舎がこれで儲かるのも納得できない。これを発売する理由もどうかと思う。それも、出すのが早すぎるし、久しぶりに厳しい意見かもしれませんが、無駄な本を買ってしまったと後悔するほどの本だ。買う価値は、まったくないといっていい。買って損したと思った。
それでも読んでみたいという方は、下記からどうぞ・・・。
2011-02-05 09:19
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コメント(4)
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存在意義皆無
by rtfk (2011-02-05 13:46)
本当に何故このような本が出るのでしょうか
捕まっているのに
本を出せる規制がおかしいと思います。
by ロータス (2011-02-05 14:20)
rtfk さん、ロータス さん、ご訪問ありがとうございます。
確かに、おかしいですよね。出版社の単なる金儲けに使われているだけのような感じですし、本当に久しぶりに買って後悔した本ですね。
by こさぴー (2011-02-06 02:49)
この本が発売されたときに、ある番組(ワイドショー系)のコメンテーターの方が
「事件の真相には全く触れていない上に反省も述べていない。
自分のことしか考えていないということしか感じない。
この本から、読者は何を読み取ればいいのか。」と
半分ご立腹・半分呆れ顔でおっしゃっていました。
こさぴーさんがおっしゃっている内容と同じだな~って思い出しました^^;
今更何をされても、あれだけ逃亡して保身しか考えてなかった犯人には
裁判に有利になるようにとか、物事の裏の心理を考えてしまいますね。。。
by yosyas (2011-02-07 20:17)